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地旅「霧立山地のトレッキング」(09年3月~8月の企画)

■①霧立越トレッキング

霧立越ルートの尾根 霧立越は、九州脊梁山地の向坂山(1684)から扇山(1661)に連なる霧立連山の尾根を辿る峠道です。 その昔、源平合戦で壇ノ浦の戦いに破れた平家の落人が椎葉に逃れた道として知られています。 明治10年4月には、西南戦役に敗れた西郷隆盛率いる薩軍が人吉に逃れました。かつては、 熊本県の馬見原から宮崎県の椎葉村まで馬の背で物資を輸送する「駄賃付け」の道でしたが、 昭和8年、椎葉の谷沿いに自動車道が開通してから物資の運搬は馬から自動車へと変わり「駄賃付け道」は廃道 となりました。1995年の春「霧立越の歴史と自然を考える会」は、この駄賃付け道の標高の高い尾根伝いの部分を トレッキングコースとして伐開整備しました。
白岩山 ■コースの説明(向坂山→白岩山→扇山→内の八重)
特徴:霧立越メインコース。昔、馬で物資を運んだ尾根道でアップダウンが少なく歩きやすい。
見所:石灰岩峰植物群落地。白岩山、扇山山頂からの眺望。ブナ林の新緑は4月から6月。シャクナゲ群落の開花は4月下旬。
出発地点:やまめの里。受付7:30~8:00。
標準行程:やまめの里(8:00) ⇒v⇒スキー場(8:30)→向坂山(9:00)→白岩山(10:00)→馬つなぎ場(11:30)昼食(12:10)→扇山山小屋(14:00)→扇山(15:00)→内の八重林道又は松木林道(16:20) ⇒v⇒やまめの里(17:30)
※距離約:13キロ 難易度:中級 写真は霧立越ルートの尾根 扇山から右側水呑の頭を臨む


■②三方山・遠見山 トレッキング

三方山ルートの尾根 三方山(1577) は、向坂山(1684)から西へ6キロほど、向霧立山地にあります。三方山ルートは、太平洋側と日本海側の 分水嶺を歩くコースで、尾根は広くてブナやミズナラの巨樹が多く見られ、秋の紅葉は圧巻です。三方山近くのイヌザクラ の古木は、幹周り4.8mもあります。 三方山から右に下ると、林道の廃道に出ます。その廃道を辿ると天主山との分岐に出ます。 更に直進すると稲積山と遠見山の分岐があります。稲積山からも下山できますが、遠見山に向かうと、遠見山のすぐ 下に林道があって下山に便利です。遠見山付近では5月上旬にヤマシャクヤクの群落が楽しめます。
三方山の画像 ■コースの説明(向坂山→三方山→遠見山)
特長:向坂山から三方山間は太平洋と日本海の分水嶺で広い尾根路。登りが少ない。
見所:桜やブナの巨木。ブナ林の新緑は4月から6月。ミツバツツジ、ヤマシャクヤクは、4月下旬~5月中旬。
出発地点:やまめの里。受付7:30~8:00。
標準行程:やまめの里(8:00) ⇒v⇒スキー場(8:30)→向坂山(9:00)→三方山(12:00)昼食(12:40)→久保の息(14:00)→遠見山(15:30)→林道(16:00) ⇒v⇒やまめの里(17:00)
※距離約:12キロ 難易度:中級 写真は三方山ルートの尾根 三方山側から向坂山を臨む


■③小川岳 トレッキング

小川岳ルートの尾根 小川岳(1542) は、霧立山地の北端に位置します。登山ルートは、北側から鞍岡の「一の瀬」と「小川地区」から の登山口。熊本県側では、緑川「緑仙峡」の舞茸登山口、栗藤登山口。東側から「波帰」の「テンヤボ登山口」 などがありますが、南側の五ヶ瀬ハイランドスキー場から尾根伝いに北上するルートが便利です。スキー場から 3キロほどで小川岳の山頂です。山頂は、眺望に優れませんが、ブナ林帯の天然林が四季を楽しませてくれます。 小川岳から尾根を北に下ると国有林界から歩道が分かれます。東は小川集落への下山口、西は緑仙峡へ、そのまま 尾根を北に向かうとトンギリ山、黒峰です。この部分は間違いやすいので事前にしっかり調査が必要です。
小川岳画像 ■コースの説明(スキー場→黒岩→小川岳→テンヤボ)
特徴:太平洋と日本海の分水嶺。登りが少ない尾根の道。霧立越より足場はよくないが変化に富む。見所:ブナ林の新緑 4月から6月。ミツバツツジ 4月下旬から5月上旬。
※オプションでトンギリ山、黒峰山頂までのコース延長も可能。
出発地点:やまめの里。受付8:00~9:00。
標準行程:やまめの里(9:00) ⇒v⇒スキー場(9:30)→黒岩山頂(10:00)→ニタ場(11:00)→小川岳山頂(12:00)昼食(12:40)→国有林堺(13:20)→ →林道(14:00) ⇒v⇒やまめの里(14:20)
※距離約:5キロ 難易度:初級。トンギリ山までは8キロ 難易度:中級 写真は小川岳ルートの尾根 向坂山側から右小川岳を臨む


■④シャクナゲの森コース

シャクナゲ
(ゴボウ畠→白岩山→水呑の頭→木浦林道)
特徴:前半は整備された遊歩道。後半は、足場はよくないが変化に富むコース。
見所:白岩山は石灰岩峰植物群落地。水呑の頭は霧島などの眺望がよい。ブナ林の新緑は4月から。 シャクナゲ群落の開花は4月下旬から5月上旬。
出発地点:やまめの里。受付8:00~9:00。
標準行程:やまめの里(9:00)⇒v⇒ゴボウ畠(9:30)→日肥峠(10:00)→白岩山(10:30)→水呑の頭(11:00) →シャクナゲ群落(11:30)昼食(12:40)→木浦林道(14:00)⇒v⇒やまめの里(15:00)
※距離約:5キロ 難易度:中級


■⑤深山(みやま)ウォーク「ガゴが岩屋と化石の森」

ガゴが岩屋の画像 その昔、「ガゴ」が棲んでいたという。その「ガゴ」とは一体何者でしょうか、今では知るよしもありませんが、 子供の頃、悪さをすると「ガゴが来るぞー」と脅され、子守唄にも「ねんねせんとガゴがくるぞ~」と 唄われていました。2002年から、その「ガゴが岩屋」を探し始めて2004年4月28日、ついにそれらしい岩屋のひとつを 発見しました。現在では3つの岩屋を確認しましたが、記憶をたどればもう1つあるはずですがそれはまだ見つける ことができません。その岩屋の中から江戸時代の古銭「寛永通宝」が見つかったことからガゴとは山伏(修験道)では ないかと思われます。岩屋の調査を重ねるにつれて植物の希少種も多く見つかり付近一帯は、植生が非常に豊かで あることがわかりました。反面、一方では、鹿等の野生動物が異常繁殖してその食害により貴重種はもとより スズタケまで枯死し、自然生態系に大きな影響を引き起こしていることもわかりました。また巻き貝の化石の 路頭がある場所も発見しました。
ガゴが岩屋と化石の森 ■コースの説明(歩道のない獣道を辿ります)
特徴:石灰岩の崖と伝説の岩屋、2004年に発見した化石の路頭などを辿ります。足場がよくないので高所恐怖症の方はご遠慮ください。
見所:巻貝や珊瑚の2億6千万年前の化石、キリタチヤマザクラ(4月下旬)。ヤマシャクヤクの大群落(5月上旬~中旬)
出発地点:やまめの里。受付8:00~9:00。
標準行程:やまめの里(9:00)⇒v⇒ゴボウ畠(9:30)→日肥峠(10:00)→ガゴが岩屋(11:00)→阿弥陀が岩屋(12:00)昼食(12:40)→化石の森(14:00)→日肥峠(16:00)→ゴボウ畠(16:20) ⇒v⇒やまめの里(16:40)
※距離約:8キロ 難易度:上級


■⑥幻の滝コース

幻の滝の画像 幻の滝は、落差75mもありますが、急峻な崖地に囲まれていたのでこれまで知られていませんでした。 2001年5月17日「霧立越の歴史と自然を考える会」が探検して発見しました。人が近づけないような険しい 崖地ですが、木浦林道からの進入路を開設しましたので、今日では滝つぼまで下りることができます。 マイナスイオンが異常に多い滝で、測定結果は8万~12万/立方センチメートルもあります。癒しの滝として知られ るようになりました。滝つぼへの歩道が険しいので現地ガイドが必要です。

幻の滝■コースの説明(日肥峠→木浦林道→幻の滝)
特徴:2001年5月に発見した地図にない伝説の滝。なぜかマイナスイオンが十万個、アップダウンが多く急斜面を歩く。
見所:滝つぼから見上げる滝は圧巻。アケボノツツジ(4月下旬)。ミツバツツジ、ヤマザクラ(4月中旬)。
出発地点:やまめの里。受付8:00~9:00
標準行程:やまめの里(9:00)⇒v⇒木浦林道分岐(10:00)→滝入り口(11:00)→幻の滝(12:00)昼食(13:00)→滝入口(14:30)→木浦林道分岐(15:30)⇒v⇒やまめの里(16:30)
※歩く距離約5km。白岩山からシャクナゲ群落経由の場合は、距離約9キロ。林道の環境によりその都度変更あり。難易度:中級


■⑦不動冴カモシカの路コース

不動冴の画像1 不動冴は、扇山から東の尾根を辿って胡麻山の林道に続くコースで、2009年5月に開通した 新しいトレッキングコースです。 現地は、チャートの硬い岩場が続き、カモシカも出没します。これまで人の立ち入りがほとんど なかった地帯でヒカゲツツジ、タカツメ、ドウダンツツジ、シャクナゲ群落など豊かな自然が素晴らしい コースです。

不動冴の画像2 ■モデルコースの説明(松木登山口→1時間10分→扇山山小屋→40分→扇山山頂→30分→内の八重下山口 との分岐→30分→見残しの岩→1時間30分→見晴らしの岩→30分→胡麻山林道終点)
特徴:チャートの岩峰から見渡す景観は絶景。手つかずの自然林と一部カラマツ林を歩く
見所:ミツバツツジ、ヤマザクラ(4月中旬)、シャクナゲ(4月下旬)、ヒカゲツツジ(5月上旬)
出発地点:やまめの里。受付8:00~9:00
標準行程:やまめの里(8:00)⇒松木登山口(9:20)→(10:20)扇山山小屋→(11:00)扇山山頂→(11:30) 内の八重分岐→(12:00)見残しの岩[昼食](12:40)→(14:10)見晴らしの岩→(14:40)不動冴三角点→ (15:10)胡麻山林道⇒(16:30)やまめの里
※歩く距離約10km。難易度:中級



■お申込・お問い合わせ

やまめの里内 霧立越の歴史と自然を考える会
〒882-1201 宮崎県五ヶ瀬町 TEL0982-83-2326 FAX0982-83-2324 front@kiritachi.net
ガイド付宿泊料金 1泊2食・霧立越弁当・登山口及び下山口送迎・保険付 (税込)
・旅館「えのはの家」泊 お一人様  9,450円
・ホテルフォレストピア お一人様 12,600円
ご宿泊は、前泊、後泊どちらかを選択。もう1泊追加は、旅館7,350円、ホテル9,000円(何れも2食付税込)
4名様以上のお申込で催行。団体割引は15名上で10%OFF。ワンデー(日帰)は、お一人様3千円(税込)


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2009.03.10~
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